飲み忘れに気がついたら
基本的には思い出したらすぐというのが原則です。しかし、次の服用の時間に近かったり、翌日になって気がついた時にはスキップすることがあります。
ただし、これは飲んでいる薬によってずいぶん対応が違うのであらかじめ飲み忘れの対応について聞いておくことが必要となるでしょう。
また、拒んで飲まなかった時の対応として、医師・薬剤師に飲んでいる薬の優先順位を聞いておくとよいでしょう。
一日一回の薬を飲み忘れてしまった場合はぜひ聞いておきましょう。というのも、それを忘れてしまうと次の服用まで前回の服用からまる二日あいてしまうわけですから・・・。血圧の薬、利尿薬、糖尿病の薬は注意が必要です。夜に朝の飲み忘れに気がついて寝る前に飲むと、血圧が夜中に下がり過ぎてしまったり、夜中中トイレに行かなくてはならなくなったり、寝ている間に血糖が下がりずぎて朝起きれなくなったりする恐れがあるからです。脳硬塞や心筋梗塞の再発予防の薬は飲み忘れることがとても危険ですが、朝の薬を飲み忘れてお昼頃気がついたのならたいていはお昼に飲んでもかまわないことがあります。まずは、医師・薬剤師に確認しておきましょう。
薬の副作用のチェック
毎日、関心をもって観察することが副作用の早期発見につながります。高齢者の介護の場合、高齢者は副作用が出現しやすくポイントをつかんで副作用のチェックをしましょう。
ポイント
飲んでいる薬の副作用にはどんな物があるかあらかじめ聞いておきましょう。
起こりうる副作用の初期症状を知ってきましょう。
新しい薬がはじまった時には特に注意してきましょう。
服用時間や一日のうちの症状変化をチェックしましょう。例えば、薬を飲んで30分すると発疹が出てくるなど
勝手に他の薬を飲ませたりしない。というのは、飲み合わせが原因となって副作用が起こることがあるからです。
飲んでくれない時の飲ませ方
拒んでお薬を飲んでくれなかったりすることがあるかと思います。
こういう時は・・・
上述したように医師・薬剤師に優先順位を聞いておきましょう。
飲まないよりはいいという考えから、ご飯,粥の上、ヨーグルトなどと一緒にのせて飲み込ませることが有効です。しかし、乳製品の場合飲み合わせがあるといけないのでチェックしておきましょう。
他には、粒をいやがるようでしたら小さく割る、スプーンでつぶすことができる薬もあります。しかし、この方法は薬の構造によって可能・不可能があるので薬剤師にあらかじめ聞いておきましょう。また、薬局で粉砕も可能です。
うまく飲めない時の飲ませ方
介護を必要とする人が高齢者であったり、疾患により飲み込みの能力が低下していると、お薬がうまく飲み込めないことがあるかと思います。治療に必要だからといって無理に飲ませても、誤って気管支の方に入ってしまうと肺炎の原因になったりととても危険ですので、注意が必要です。
粉がむせてしまう時は・・・
少量の水で練ったり、ご飯,粥の上、ゼリー、ヨーグルトなどと一緒にのせても意外とスムーズに飲み込めることがあります。水で練る時には作ってからあまり時間がたつと薬の成分が変質することがあるので、まとめて作るのはやめましょう。
また、薬の変更も可能かもしれません。医師・薬剤師に粉薬でないものに変更できないか相談してみるのももっとも有効な手段です。
お水でむせてしまう時は・・・
ゼリーの上にのせて飲むと意外とスムーズに飲み込めます。市販で嚥下ゼリーといったお薬を飲む用のやわらかいゼリーがあります。
飲まないよりはいいという考えから、ご飯,粥の上、ヨーグルトなどと一緒にのせても意外とスムーズに飲み込めることがあります。しかし、乳製品の場合飲み合わせがあるといけないのでチェックしておきましょう。
粒(錠剤)がうまく飲めない時は・・・
薬の中には小さく割ったり、スプーンでつぶすことができる薬もあります。しかし、この方法は薬の構造によって可能・不可能があるので薬剤師にあらかじめ聞いておきましょう。また、薬局で粉砕して粉にすることも可能です。
粉にした薬を水に溶かしてジュースのように飲むことも可能です。